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| ■【小説】ソウル・ブレイカーズ 第4話「エンジェルスマイル」(感想は、シリカさんへ) |
| ●【小説】ソウル・ブレイカーズ 第4話「エンジェルスマイル」 コードネーム「ソウル・エンジェルズ」 赤毛のハニュエールと大きなポンポンのついた帽子をかぶった フォニュエールのコンビのチーム名。ハンターズの仕事の中でも 困難な仕事を請負、必ず達成するハンターズ公認のトラブルシュ ーターである。仕事成功率は常に100%なのだが、目的のため なら手段を選ばない行動を取るため、2人は悪気があってしたわ けでは無いが、なぜか街が壊滅し、宇宙戦艦が墜落し、危うくラ グオルまで壊滅寸前などの大変な災害が巻き起こる。2人の通っ た後は瓦礫の山が築かれるので、形あるものは魂までも破壊する と言う意味を込めて、彼女等を「ソウル・ブレイカーズ」と呼ん だ。 第4話「エンジェルスマイル」 「まあいい、オマエのその性格は今始まったわけではないしな」 先ほど少女の言った台詞と同じような事をいい、ヒューキャス トは自分のアイテムボックスからレポート用紙を取り出した。 ここは、ハンターギルド本部にある大食堂。詳細は、そろそろ 説明するのも面倒なので割愛する事にする。 「ん?なにコレ?」 赤い色のサラサラのロングヘア、服も合わせるかのように赤い 服を身に付けた少女は、同じように赤いボディカラーのヒューキ ャストが差し出したレポート用紙を手にとる、そこには…。 ケイン・コスギとパパイヤ鈴木の共同企画 テレビ体操21 と書かれていた。 …………………………………………………… 実際には時間にして数秒しかたっていないのだが、少女にとっ ては長時間、思考が別の世界に飛んでいる気分になっていた。 「…こ、これが…その…カルト集団の計画ってヤツ?」 「スマン、間違えた」 少女は、無事もとの世界に帰還して重たい口を開くが、ヒュー キャストは当たり前のように、今まで持っていたレポート用紙を しまい、先ほどと全く同じ同じレポート用紙を取り出す。 「…もしもしぃ…カズサさん?…テレビ体操21って…」 「忘れろ!こちらが本物の資料だ」 カズサと呼ばれたヒューキャストは、新しくとり出したレポー ト用紙をポンポンとたたく。 少女は、先ほどのレポート用紙に書いてあった内容が気になっ たが、それ以前にパパイヤ鈴木とPSOに何の関係があるのかも 気になった…しかし、目の前のヒューキャストや作者が素直に教 えてくれる訳はない…そう思って、先ほどの記憶を封印する事に した。 「ん?どうした?シリカ…見ないのか?」 「え?…あ、うん」 カズサに催促されて、シリカと呼ばれた少女は、改めてレポー ト用紙を手にする。そこに書かれていたものは…テレビ体操21 ではなかったが…。 人類××絶滅計画 By KDDI と書かれていた。 「…あのぉ…カズサさん?…KDDIって…」 「…オレもよく分からないが、その組織の名前である可能性はあ るな」 カズサは8個目のモノメイトの袋を開けて食べる。シリカは、 残っていた石焼ビビンバを完食して水を飲む。 そして、パラパラとレポート用紙をめくってみたが、その後は 全て白紙なので、あきらめて最初のページに戻す。 「これだけ?」 「うむ、”人類”の文字を見た時点でオレ達アンドロイドには関 係ないと判断した」 「ふ〜ん、ま、アンタらしいわ、確かにね…ロボットとは書いて いないわね…」 「ア・ン・ド・ロ・イ・ド・だ!」 シリカの言葉をカズサは強調して言う。 「ま、いいじゃない、似たようなものだし」 「似て非なる存在だ!一緒にするな」 「…それより、この××の部分…何が書かれていたの?人類滅亡 って結構穏やかじゃない事が書かれてるんだけど…」 「ハッキングしたデータには、計画の詳細は一切記載されていな かった…何度も言うが、オレは、計画名が判明した時点でこの件 から降りた」 「なるほどね…後は自分で調べろって事?」 「そう言うことだ」 カズサは9個目のモノメイトの袋を開けて食べる。シリカは、 、置いてあるポットからお茶を注ぐ。 「ふう、しかし、世界征服とか人類絶滅とか…よくそう言う考え をする人がいるけど…世界征服や人類滅亡をした後…どうするつ もりなのかしらね〜」 「さあな、頭のネジが30本くらい外れている連中の考えている 事は、オレには分からない。まあ、あんな事やこんな事をしたい のだろうな…よく分からないが…」 「あんな事やこんな事ねぇ…それより、あんたも、相当ネジが外 れていると思うけど…精密検査か人格形成AIソフトを再インス トールしてみる気はない?」 「メンテナンスは定期的に行っている、性格にも問題はない」 「あ、そう…」 シリカは、これ以上の論議は無駄と言うことを悟ったか、2杯 目のお茶を注ぐ。 その後、お互い特になんの話をするわけでもなく、ただ時間だ けが流れていく。 「ふう…」 「…」 シリカは3杯目のお茶を注ぐ。カズサも黙々とモノメイトを平 らげていく。 「あははははは」 「だろ?笑うしかないだろう?」 遠くで、若手ハンターたちがたあいもない世間話で盛り上がっ ている。 「…」 「…」 シリカは4杯目のお茶を注ぐ。カズサも黙々とモノメイトを平 らげていく。 「だからさ、オレ言ってやったんだよ…発売日延期ってどう言う こと?って」 「まあ、仕方ないんじゃない?あちらも大変なんだよ」 先ほどの若手ハンターたちは違う話題で盛り上がっている。 「そうだ…」 「?」 シリカが5杯目のお茶を飲み始めた頃、カズサがポソッと喋り だす。シリカは、目線だけをカズサに向けた。 「そのカルト集団の本拠地が最下層、B地区にあるのだが行って みたのか?」 ぶッ シリカの鼻から勢いよく熱いお茶が飛び出す。 「ぐはっ、げはっ、ごほっ」 「…鼻からお茶を出すなど、器用な事するヤツだな?」 カズサは、備え付けの紙ナプキンでテーブルに飛び散ったお茶 をふく。シリカはむせながらも紙ナプキンで鼻と顔をふく。 そして、一通り落ち着くとシリカは静かにつぶやいた。 「…………………何で…」 「?」 シリカの声が聞き取れなかったらしく、カズサはテーブルをふ きながら顔だけをシリカに向ける。 「何で、それを早く言わないのよーっ!!」 どぼぐしゃ! シリカの容赦ない一撃、両手を組み、振り上げた拳をハンマー を打おろすかのようたたきつける技、ハンマーナックルがカズサ の後頭部に炸裂する。その威力は、カズサの頭でテーブルを打ち 抜く程である。 テーブルは、カズサの頭と同じ大きさにえぐれ、当のカズサは 、床の上にうつぶせに倒れてピクリとも動かない。 さすがに、これは、周囲の人も無視できな状況になり騒ぎ始め る。しかし、そんな周囲の目も気にせず、シリカは携帯ビジフォ ンをコールする。 程なくして、テレビ画面には相棒のフォニュエールの顔が映し 出される。 「ういうい、ジュンだよん♪」 「あ、ジュン?今、何処?何してんの?」 シリカの言葉に、画面向こうのフォニュエールは辺りをキョロ キョロ見回して、 「ん〜、えと、真・服部栄養専門学校だよん♪」 と答える。 「はあ?あんたアキハバラにラーメン食べに行ったんじゃないの ?何で、シンジュクにいるのよ!!」 「あはは☆…それがね、色々あって…」 「あはは☆…じゃなぁぁぁぁぁぁーい!いい、今からそっちに行 くから…え〜と、駅の前で待ってなさい!いいわね!!」 「ういういサー!」 ジュンは敬礼の真似事をして通信を切る。シリカも携帯ビジフ ォンのカバーを閉じる。 ざわっ また、周囲に騒動が起きる。 そんな騒動の中、シリカは、12歳の少女にふさわしい、邪気 のない笑顔…まるで天使の微笑と形容しても過言ではない笑みを 浮かべる。シリカの持つ特技の一つ、エンジェルスマイルだ。 そして、また両手を組んで、その手を口元に当て、 「あの〜、シリカ…お兄ちゃんたちにお願いがあるの…この粗大 ゴミをユメノシマ辺りに捨てくれると、シリカ…嬉しいんだけど なぁ〜」 と、その笑顔に似つかわしくない台詞と共に、自力では動けな くなくなったヒューキャストを指差す。 その一部始終を見ているはずの男達であったが、笑顔の魔力に 引かれたかのようにフラフラと、倒れているヒューキャストのほ うに近づいてく。エンジェルスマイルとは”かわいい女の子には 悪人はいない”と言う男の心理を見事についた悪魔的な技とも言 えるであろう。 「ありがとう、お兄ちゃんたち〜、じゃあ、お願いね〜♪」 シリカは、笑顔のまま、運び手の男達に手を振り食堂を退出し て行った。 自分を! 幸せいっぱいの家庭を! ついでに人々を!!救う ことができるのか!? 邪魔するものは全て破壊せよ!紅い破壊者シリカ!! 何故、シンジュクにいるんだ?緑の破壊者ジュン! そして、赤いお笑い芸人カズサ!おまえの勇士は忘れないぞ! …次回へ続く(のか?) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○あとがき シリカ「さて、作者が原因不明の重体で、現在入院中なので、あ たしが作者の代わりを…」 作者「勝手に殺すなぁ!…って優香(死語)、生死を彷徨ったぞ 、マジで…」 シリカ「おや?」 ジュン「似てた?」 シリカ「おやおや、ジュンさん、お久しぶり」 ジュン「そう言う、あなたはシリカさん…いやいやお久しぶり」 シリカ「所で、あんた、何であんな所にいたの?アキハバラに行 ったんじゃないの?」 ジュン「ん〜、行ったんだけどぉ〜、あんなことやこんな事があ って気が付いたら、あそこにいたと言うわけだよん♪」 シリカ「?!あんなことや、こんな事って」 ジュン「待て!外伝!!」 シリカ「がいでんーっ…何それ?」 ジュン「さーて、来週のソウル・ブレイカーズは…”ついに登場 !噂のアイツ?!”・”カズサ二号機、始動!”・”何 故だ?!ラグオル壊滅?!”の3本です。来週もまた見 てくださいねん♪」※注)ネタです。 シリカ「あ、それあたしの台詞〜(TT)」 平和なBGMと共に画面はブラックアウトしていく −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 読んでくれた方、おつかれさま&ありがとうございます。 感想、苦情、指摘、質問、何でも受け付けますので。書いてい いたけたら幸いです。 |