| PS3・Wii・Xbox360・NDS・PSP・PS2などの最新情報、新作スケジュール、ゲームレビューなど、お役立ちゲーム情報を色々お伝えしています。 | |
| PS3・Wii・Xbox360・NDS・PSP・PS2などの裏技、お勧め攻略リンク、セーブデータ、お宝など色々な面でゲームを楽しめるような情報を配信中です。 | |
| PSO情報部TOP ==> 小説 ==> ソウル・ブレイカーズ 序章 | |
| ■【小説】ソウル・ブレイカーズ 序章「人類最大の危機」(感想は、シリカさんへ) |
| ●【小説】ソウル・ブレイカーズ 序章「人類最大の危機」 コードネーム「ソウル・エンジェルズ」 赤毛のハニュエールと大きなポンポンのついた帽子をかぶった フォニュエールのコンビのチーム名。ハンターズの仕事の中でも 困難な仕事を請負、必ず達成するハンターズ公認のトラブルシュ ーターである。仕事成功率は常に100%なのだが、目的のため なら手段を選ばない行動を取るため、2人は悪気があってしたわ けでは無いが、なぜか街が壊滅し、宇宙戦艦が墜落し、惑星をも 吹き飛ばすなどの大変な災害が巻き起こる。2人の通った後に無 事なものがない事から、形あるものは魂までも破壊すると言う意 味を込めて、彼女等を「ソウル・ブレイカーズ」と呼んだ。 序章「人類最大の危機」 「うん、イケるイケる♪」 ここは、ハンターギルド本部にある大食堂。 ハンターズに仕事を依頼するためにやってきた人々や、必要な 物資を納入するために来た業者も利用できるため、その規模はか なり大きい。途中にあるパーティションや柱が無ければ地平線が 見えると言う表現もあながち冗談と思えないほどだ。 ギルド高官や高レベルのハンター、あるいは特別な依頼のため 訪れるVIPのために、もっと高級な食事や飲み物を出すレスト ランも完備されているが、大抵のハンターや依頼人、外部からの 来訪者は、安いこの食堂を利用する。調度も値段相応で、長いテ ーブルが端から端まで占領しているが、そもそもこれに文句を言 う者はここには来ない。 アンドロイドさえも、息抜きのため、顔を出す事も珍しくない。 そのテーブルの一角で一人の少女が料理に感動している。 赤い色のサラサラのロングヘア、服も合わせるかのように赤い 服を身に付けた、年の頃は12歳位の少女にしか見えない。しか し、この少女がハンターギルドの腕利きハンターだと言うことが 、初めてみた人には信じられないとだろう。 人間、食べている時が一番幸せ…後の人生はオマケみたいなも のだ。 だれの台詞かは覚えていないが、少女はその通りだと思った。 「相変わらずだな、オマエは」 至福の時をすごしていた少女の前の席に、とち狂ったのかよう に全身赤いボディのヒューキャストが腰掛ける。 ギルド本部では交代制を採っており、昼夜の別なく活動してい るのだが、今の時間は比較的空いているほうだ。にもかかわらず 、このヒューキャストは、少女の相席に座ったのである。 「ナンパならお断り」 照り焼きハンバーグと目玉焼きをパンズに挟んだ期間限定メニ ュー「てりたまバーガー」をガブリつきながら相手をロクに見な いで即答する。 ヒューキャストはモノメイトを大量に積んだトレイをテーブル の上に置く。 少女は、その尋常じゃない量に少し吃驚したが、今食べている バーガーを3口で平らげ、顔を上げた。 「で、何か用?魔王」 「オレをその名前で呼ぶな、今のオレはカズサだ」 カズサと呼ばれた赤いボディのヒューキャストは、モノメイト の袋を開けて、一口食べだした。 正確にはアンドロイドが「食べる」と言う表現は正しくない。 アンドロイドの主なエネルギー源は、背中に装着されているバ ッテリーパックだ。 しかし、最新型のアンドロイは生体部品もふんだんに使用され ている。生体部品は主に伝達系や人工筋肉の補助として使われる 事が多い。それゆえに、人間やニューマンなどが使っているもの と同じ生体賦活剤、いわるるメイト類やアトマイザー系も効果が あるのだ。生体部品はメカ的なそれとは異なり、一定の条件さえ 整えておけば自己修復機能を簡単に持たせられる事も出来るのが 大きなメリットとして採用されている。 だから、アンドロイドでも、モノメイトなどをHP回復アイテ ムとして利用できるのである。ちなみに、モノメイトは健康バラ ンス栄養食品である。 「仕事の依頼?」 少女は3個目の「てりたまバーガー」を手にする。ちなみに、 少女のトレイの上には、あと20個の「てりたまバーガー」が山 積みになっている。 「いや、まずは、これを返す」 そう言って、カズサは、なにやらユニットらしきパーツをテー ブルの上に置いた。 「?」 少女はテーブルの上のユニットを手にとる。 「…これって、前にあたしがあげた”トラップサーチ”じゃない ?」 トラップサーチ、鎧などのスロットに挿す強化パーツだ。これ を装備していると目に見えないトラップでも識別できるようにな る。 「便利だと思ってあげたんだけど…」 少女はトラップサーチを置き、代わりに4個目の「てりたまバ ーガー」を手にする。 「うむ、そうだ、それでだな、その便利なアイテムのお礼をした いと思ってな」 「お礼?ん〜じゃ、ラグオルに土地つき一戸建てが欲しいな」 少女のボケを聞いてなかったのかそのまま無視して、カスサは もう一つアイテムをテーブルの上に置いた。 「…なにこれ?」 5個目の「てりたまバーガー」をトレイの上におき、カズサの おいたアイテム手にして、アイテム鑑定をする。識別可能なアイ テムなら鑑定屋に依頼しなくともハンターギルドから支給されて いるマグに登録されているデータベースにである程度判断できる 。そして、鑑定の結果は… ゴッド/醤油++ 「生身のお前には便利だと思うぞ」 そう言って、カズサは、3個目のモノメイトの袋を開けて食べ る。 「それで、何時でも何処でも簡単に味付けが…」 カズサの言葉は、少女が顔面にたたきつけたゴッド/醤油++ に遮られる。 「だああ!何処の世界に醤油を鎧のスロットに挿す馬鹿がいるの よ!こんなモノ役に立たないじゃない!!」 頭から醤油をかぶったヒューキャストに少女は怒鳴り散らす。 この騒動に、あたりが騒がしくなる。山積のバーガーと山積の モノメイトを挟んで騒いでいる少女と、醤油まみれのヒューキャ スト。周りの人は何事かと見るが、少女の姿をみて納得したかの ように所定の位置に戻る。 「そうだ、役に立たない物だ、それは、お前がオレにくれたトラ ップサーチも同じことが言える」 「え?」 醤油だけでは飽きたらず、ケチャップ、塩、ドレッシングなど の数々の調味料をヒューキャストにたたきつけていた手が止まる 。 「知らなかっただろうと思うが、アンドロイドのセンサーはトラ ップサーチ機能も備えているのだ」 醤油などの調味料を滴らせながら、カズサは4個目のモノメイ トの袋を開けて食べる。ドレッシングと醤油と塩が絶妙にブレン ドされているが、アンドロイドには味までは識別できない。 「えっと、その…ごめんなさい」 少女はペコっと頭を下げたが、別に反省しているわけでもない 。 「ん、解ればいい、では本題と行こうか」 未だに醤油などの調味料を滴らせながら、カズサは5個目のモ ノメイトの袋を開けて食べる。少女は先ほど置いた5個目の「て りたまバーガー」を手にする。 しかし、カズサはその後何も言わず黙々とトレイの上のモノメ イトを平らげてゆく。少女も負けじと、黙々とトレイの上のバー ガーを平らげてゆく。 トレイの上の食品がお互い残り少なくなった時、カズサが口を 開く。 「実はだな…とあるカルト集団の計画を探って欲しいと依頼を受 けたのだが調査していくうちに、アンドロイドのオレ達にはそん なに深刻な問題では無いと判明したので断ろうと思うのだが…」 「ふうん、アナタほどのハンターが断るってよほど難しいか、ア ホらしいかのどちらかね…で、真相は?」 少女は16個目の「てりたまバーガー」を途中で食べるのを止 めて質問する。 「難易度だけで言うとS級だな…今の報酬は、10万メセタまで 上がっている…しかもオレ以外だれも手をつけないので、ギルド も困っていたらしい」 「ほう、S級の難易度で、報酬は10万メセタねぇ…ハグッ」 少女は、食べかけの16個目の「てりたまバーガー」を口に放 り込んだ。 「詳しく話してくれる?」 少女は、17個目の「てりたまバーガー」を手にとる。 事の発端は、C地区の最下層区で謎のカルト集団が、何かよか らぬ事を企んでいると言うので、調査して欲しいとの事だった。 パイオニア2クラスの移民船になると、監視の目をごまかす方法 はいくらでもある。こう言った謎の集団や犯罪組織が多数あって もおかしくないのである。そして、その集団が不穏な動きを見せ た場合は迅速かつ内密に鎮圧して欲しいとの事だった。 「ふみゅ」 少女は、最後の「てりたまバーガー」を手にとる。 「まあ、お前たち”ソウル・ブレイカーズ”なら簡単な仕…」 カズサの言葉は、少女が顔面にたたきつけたパルメザンチーズ に遮られる。 「”ソウル・ブレイカーズ”じゃなく、”ソウル・エンジェルズ ”」 少女は叫びながら、手に持った「てりたまバーガー」を一口で 片付ける。 「…ふふふ、いいでしょう…その謎のカルト集団ってのに引導を 渡してあげるわ…」 「いや、まずは調査依頼なのだが…」 カズサがつぶやく。今まで数多くの調味料を浴びたせいで水分 を含んだ体に、先ほどぶつけられた粉チーズが付着して、センサ ーに障害が生じたのか、添え置きの紙ナプキンで顔をふいている 。 「世の中のトラブルはレッド・エンジェルのシリカに任せなさい って!」 シリカと名乗った少女は、カズサのほうではなくカメラ目線に ウインクをする。 「よし、では、早速依頼人のところに…」 「と、その前に…すみませ〜ん!てりたまバーガーあと20個追 加〜」 『まだ食べるんかい!!!』 シリカの注文に、シリカを除いた食堂にいる全員が一斉に声を あげた。 自分を! 幸せいっぱいの家庭を! ついでに人々を!!救う ことができるのか!? 邪魔するものは全て破壊せよ!紅い破壊者シリカ!! 君の保護者は泣いているぞ! …次回へ続く(のか?) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 読んでくれた方、おつかれさま&ありがとうございます。 感想、苦情、指摘、質問、何でも受け付けますので。書いてい いたけたら幸いです。 |